designer's diary

シルバーアクセサリー  デザイナーズ日誌

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とある依頼を受けて製作している新作リングの原型





15個の星が正面に並んでいます。

詳細はまた後日ということで。。。
やりたいことややらなきゃいけないことに行き詰まりを感じたら気負わず息抜きしよう・・・それが自分で定めた今年の課題だったりするのです。



何も考えずに歩いた先に宝物が見つかるかもしれないしね。
最近になって寝る前とかにふと考えることがある。

「お前自身はどんなアクセサリーが今は欲しいの?」

正直言うと「特に欲しい物がない」というのが今の回答だ。

自分用のアクセサリーってことで言うと既に結構な数の品物を持っているし、物欲が止まったと言えば聞こえは良いのだが、アクセサリーの事業主としては致命的と言える回答なのではなかろうかww

自らが買いたいと思えるアクセサリー、他所では手に入らない魅力的な何かをそろそろ作り上げなきゃいけない時期ってことなのだろう。
完全に挨拶するタイミングが出遅れてしまいましたが・・・本年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

区切りが良いタイミングなので積み重なった悩みや疑問は一旦ニュートラルに戻して、zero pointから活動再開したいと思います!




point zero ring
http://www.ark-silver.com/product/369
2016年という1年を無事に終えることができそうです。

お陰様で多くの人たちの支えもあり、充実した1年を過ごすことができました。

2017年という次の1年も新たな挑戦を積極的に手掛けていこうと思っておりますので、今後とも変わらぬご支援、お付き合いを宜しくお願い申し上げます。

年末を迎えて同業他社様などから近況を聞いているかぎり、2017年はシルバーアクセサリーを取り囲む環境全体に大きな変化が生じる激動の1年になるのではないかと予想しています。

業界を取り巻く大きな変化については機会があればまた詳しく書こうと思っていますが、恐らく物流手段や販促方法などはかつての常識が全く通用せず、新たな常識が生まれてくる世の中になると考えてます。

実店舗は激減し、webサイトが乱立している今の時代で生き残る手段を探すことも大切ですが、自分のやりたいことが思うように活動できないのでは何一つ面白くありません。

「人生も一つのゲームだろ」

Ark silver accessoriesのメインコレクションである「good luck collection」のテーマの如く、2017年という激動の1年間を楽しみながら過ごしていきたいと思います。

それでは皆様もよい年をお迎えください<(_ _)>

先日オーダーいただいたカスタム品が良い感じに仕上がったのでご紹介します。





[custom made]
lucky star dice pendant [london blue topaz & yellow gold plating]

↓定番のガーネット&鏡面仕上げはこちら
http://www.ark-silver.com/product/217

通常のブルートパーズよりも深い色合いのロンドンブルートパーズにイエローゴールドコーティングという独特なカラーリングのサイコロペンダントです。

個人的にもロンドンブルートパーズの色は以前から好きなので定番化したかったのですが、希望する石のサイズが確保できなかったので断念していました。

今回のオーダーをきっかけに石の調達を再度実行してみたところ、希望している石のサイズが安定して調達できると判明したので、今後はロンドンブルートパーズを使用したアイテムも積極的に作ってみようかと思っています♪

溜まっている原型が手元に沢山あるのですがいま進めるのちょっと厳しい。

まずは1年で最大のイベントと言える年末商戦を無事に乗り切って、落ち着いた頃に少しずつアップしていきたいですね。
自分の考えや想いを正確に言葉で伝えるのって難しい。。。

感情の伝わらない文面の場合なんかは更にハードルが高くなっている訳です。。。

だから私は文字数に制限があるTwitterとかは最低限の説明文しか書かないことが多いし、言葉や文字でダラダラと説明するより、イメージ写真や物を見てもらって各々で想像してもらう方が伝わるのかなとも思ってます。

何故ゆえにこんな前置きをしたかって言うと、Ark silver accessoriesで設定しているブランドコンセプトの枠にはどう考えても収まらない内容の製作依頼とか楽しそうな案件が膨らんでいて、この際だから何か別枠のブランドでも作ろうかと悩んでいる訳です。

でも個人的にはブランドを細分化するのがあまり好きじゃないし、今まで何人にも同様の相談を受けたことがあるけど、相談してくれた全員に「どうせ途中から差別化できなくなるのだから分けるな」と言ってきました。

他者に言うのは簡単なのだが・・・さてさて、どうしたものか。。。

いまのところの案はターゲットやブランドイメージを明確にした「Ark silver accessories」と「それ以外」みたいに二分割するのが理想的だと考えてます。

「それ以外」って言うと雑な扱いに聞こえるかもしれないが、ニュアンスとしては別世界とか別空間みたいな感じ。

そんなイメージを想像していた時に浮かんできたワードがタイトルでも書いた「Another Rooms」っていうフレーズなんです。

ONとOFFっていうか、仕事と趣味っていうか、どちらも自分だけど、世間では知られていないもう一つの自分みたいな感じ、あと脱力できる休憩所とか趣味で染められた自分の部屋みたいなイメージだったりもする。

そもそも「その他」なんだから別ブランドじゃないよなww

まあ先にも書きましたが、言葉でいくら説明してもうまく伝わらないと思います。

いま動いている内容が形になるのはまだ先の話だし、ある程度の形になったら改めて案内しますね。
以前から要望の多かったイニシャル&数字のペンダントチャームを製作中です。





小振りではありますが厚みを付けて製作したので意外と存在感あります。

ただ、単体で身に着けるには少し小さいので主に重ね付けで使用してもらえたらと思ってます。

他にも製作途中の物がかなり増えていて、正直言うとどれから手を付けたら良いのか整理できていないです。。。

まあゆっくりではありますが順番に仕上げていくのでどうぞ気長にお待ちください<(_ _)>
長年同じ様な環境で同じ様な作業を続けていると気付かぬうちに頭が硬くなってくる。

積み重ねた経験や知識は「安定」という名の強い武器を授けてくれるが、新たな「文化」を生み出すことはない。

新しいことに挑戦する後発組が大きな成果を残したいなら、いまある文化、要するに既成概念をぶち壊す必要があると思うのです。

経験も知識もない挑戦者だからこそ、先人達がタブーとしていることでも恐れずにチャレンジできるし、大成功する可能性も大失敗する可能性も秘めてるんじゃないのかな。

というわけで、私はいま経験も知識もない新しいことに挑戦しています。

もちろんいまある業界の常識なんて完全に無視してますけどね。。。
先日も書いたけど直営店とオフィシャルサイト限定でお買い上げの方にチェーンを付属させるサービスを始めました。

いまwebショップに掲載されているペンダントは全て更新済みで、砂時計ペンダントとK18ゴールドペンダント以外はチェーンが付属されています。

まだ一部のアイテムは写真の撮り直しが必要なので未掲載ですが、撮影が終わったらすぐに再掲載しますのでいましばらくお待ちくださいm(_ _)m

多くの人にArk silver accessoriesを知ってもらい、身に付けたいと思ってもらえるアクセサリーを提供したいと考えてます。

本来は販売価格を安くする為に素材やクォリティーを下げて提供するのが単純明解な調整方法だと思うが、自分が良いと思う物が提供できないのであれば意味がないし。

正直言うと一部のアイテムは少し安くなりすぎた物もあるw

まあ全体のバランスが飛躍的に良くなったので細かいことは気にしてないけど。

これを機に「Arkのネックレス買おうかな」って人が一人でもいればそれで満足かな。
Ark silver accessoriesが抱える重要課題である「チェーン問題」がついに解決することになりそうだ。

チェーン問題という大袈裟な表現をしているが本当は問題など何一つないw

そもそもチェーン問題とは何か?簡単に言うとArkのネックレスを着用するには大半の商品がペンダントトップとチェーンをそれぞれ購入する必要があるのだが、別々に買うことで割高感が出てしまっているのではないかという疑問である。

ちなみにお客様や販売店さんから指摘された訳ではない、自分の中で勝手に疑問を感じ消化不良だったことでしかない。

解決する糸口となったきっかけはいくつかあるのだが、説明が長くなってしまいそうなのでまた別の機会があればその時に語ろうかと思う。

話を戻すが今回のチェーン問題の根本的な解決方法として、ごく一部の商品を除きペンダントは全てセット販売に変更しようと思う。

正確に伝えるならArk直営店とwebサイトでの購入品のみ、価格は据え置きでチェーンをサービスとして付属させようと思っている。

ここでポイントとなるのはあくまで付属品、そしてサービスということ。

現時点でのオフィシャルで購入するメリットは手提げ袋やジュエリーボックスが付属されることだったのだが、それに加えてペンダントの場合はチェーンも付属する内容に変更させます。

ちなみに付属させるチェーンは形状、太さ、色などの種類がアイテム毎に異なります。

もちろん付属品なので指定のチェーン以外を選んでいただくことは出来ませんが、あくまでチェーン付属はサービスということなのでご理解ください。

「ペンダントトップしか要らないから安くしろ」そんな声が出てくるかと思いますが、当然ながら安くしません。

いつからこのサービスを開始するとか正確な日時は決めていませんが、2〜3日中にはサービスを開始したいと思いますので、いましばらく準備が整うまでお待ちくださいm(_ _)m
これまで見て見ぬ振りをしていた店舗の品揃えをテコ入れしようと決めたのが今から1ヶ月ほど前のことになる。

「流行の観点から品揃えしておきたいアイテム」

「現在の品揃えだと取りこぼしているアイテム」

「新たなジャンルの目を引くアイテム」

「いままで提供できていなかった価格帯のアイテム」

まずはあらゆる角度から見た疑問点や不満な部分をピックアップし、それを解消するべく方法や手段を模索する。

昔からやると決めたらフットワークだけは軽かったりするので、まだ準備段階の品が多数ではあるが1ヶ月の間に8割方の目安がついた。

もっとも普段からこまめに動いておけよってだけの話なのだが。。。
先週は関東方面に遠征していて久し振りに店を閉めて遠出をしてきたわけだが・・・やはりというか、当然と言うか、東京には東京でしかできない仕事(東京ビジネス)が沢山あることが再認識できた。

幸いなことにウチは多くの同業者さんに助けられていて、自らが先頭に立って陣頭指揮しなくても東京ビジネスの恩恵を授かったりしている。

とはいえ、本当はもっと定期的に東京へ出る方が良いのだろうな。。。

恐らく月1くらいのペースで東京に出れたら面白い案件をかなり掴むことができるんじゃないかな。

特に商業規模を大きくしたいって訳ではないが、事業規模や事業内容を安定させたいと思っている。

そうするには東京で拠点を張ることが一番の近道なんじゃないかと。

まずは今回の出張でいくつか面白いネタを拾ってきたので、その案件を全力で取り組んでみるとしよう。

学生時代の友人がファッション業界の第一線で仕事をしていて、たまに会って話こんだりするとシルバーアクセサリー業界はアパレルなんかと比べるとまだまだ全般的に原始的な考え方をしてるんだろうなと感じることがある。

「自分の気がむいた時に作りたい物だけを作って、共感してくれる人にだけ売る」

生き様としては嫌いじゃないが、その考え方しかできていないうちはファッションビジネスとしては三流にも至らない。

かといって緻密なマーケティングをして、売れる物だけ作ればよいなんて思ったことは一度もない。

ただ、もう少しファッションの流れを意識したり、戦略的な販売戦略を持つメーカーが増えていかないとシルバーアクセサリーというアイテムがファッション業界に定着するのは難しいと思う。。。

シルバーアクセサリー業界の文化を変えたいなんて気持ちは微塵もない、おそらく自分の立ち位置がファッション業界だってのを普段から肌で感じていたいだけなのだろう。
9月の誕生石「サファイア」

サファイアというと一般的には深い青色を想像すると思うのだがサファイアは青だけでなく様々な色が存在する

ピンクサファイア、イエローサファイア、グリーンサファイア...

不純物の微妙な違いで色味が大きく変化するのだが、個人的にはホワイトサファイアの色味が好きで、Arkのレギュラーアイテムの中でもちょこちょこ使用しています。


star light ring
http://www.ark-silver.com/product/219


EX large birth pendant
http://www.ark-silver.com/product/227


royal cross charm
http://www.ark-silver.com/product/303

ホワイトサファイアには人工石のキュービックジルコニアと違って柔らかな温かみがある。

9月生まれの人のプレゼントを探すとき、相手が青色が好きそうなイメージじゃない場合にあえてホワイトサファイアのアクセサリーを選ぶってのはかなりセンスが高いと思います。
大きな変化に見える事例も、実は小さなことの積み重ねだけで作られていたりする。

そう考えると、今やっている地道な作業は目標地点にたどり着く為の最短ルートなのかもしれないな。

下準備や種まきも大切だが、8月も終わったことだし年末に向けての準備もそろそろ整えていくとしよう。

シルエットスカルリングの評判が上々なので同一デザインのペンダントとピアスを製作している。



リングの評判が良かったのはスカルモチーフ特有の厳つさを消し去ることに成功したからだろう。

今回ペンダントで2サイズ作ってみたが、バチカンを付けるとラージサイズはそこそこの大きさになったりする。

とりあえず試作品を作ってみて、着用した印象が厳つくなるようであれば製品化することなくお蔵入りにしようと思う。

自分で言うのもなんだがスモールタイプのペンダントとピアスはかなり良いサイズ感になったんじゃないかな。

早くお披露目できるように作業を進めたいと思います。。。
良い物を作るのはプロならば当たり前、大切なのはその物の良さをどうやって発信してユーザーに伝えるか。

先日から紹介している新作のスカルリングの商品撮影を自力で進めていたのだが、どう足掻いてみても良い写真が撮れそうになかった。

そこで今回は着用写真の撮影をいつもお願いしている白昼夢解放軍のカメラマン八清流さんに商品撮影をお願いすることにした。

その道のスペシャリストでさえ角度を少し変えるだけで大きく表情が変わるアクセサリーの場合は光の当て方や映り込ます色などを細かく調整しながらベストな設定を探し出す必要があることが判った。



この写真は今の自分の力では絶対に撮ることができない、今回の撮影に立ち会えたのは凄く大きな経験となった。

高いレベルの撮影技術はwebサイトやSNSが情報発信の主流となっている今の時代を生き抜く為の必須スキルだから。
以前から手掛けていた新作のシルエットスカルリングのサンプルが完成。


ラージタイプ


スモールタイプ

ラージ、スモールの2パターンで、鏡面仕上げ、アンティーク仕上げ、ブラックコーティングの3カラー展開。

本当は通常のシルバー色である鏡面仕上げのみを定番化しようと思っていたのだが、サンプル作ってみたらそれぞれに異なる良さがあるって気づいたんですよね。。。

サイズ感もカラーリングも好みは人それぞれってことで、少し選択肢が多い気もするけど全ての組み合わせを定番化したいと思います。

ちなみに自分的にはスモールサイズのアンティーク仕上げがお気に入り!



ピンキーリングとして使用してもらうといい感じ♪

撮影がまだ終了していないので販売開始は今月末くらいからかな。

各サンプル品は店頭にあるのでArk secret base OSAKAまで足を運べる方はお店で問い合わせしてみてください(^^)/