2016年8月

シルバーアクセサリー  デザイナーズ日誌

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シルエットスカルリングの評判が上々なので同一デザインのペンダントとピアスを製作している。



リングの評判が良かったのはスカルモチーフ特有の厳つさを消し去ることに成功したからだろう。

今回ペンダントで2サイズ作ってみたが、バチカンを付けるとラージサイズはそこそこの大きさになったりする。

とりあえず試作品を作ってみて、着用した印象が厳つくなるようであれば製品化することなくお蔵入りにしようと思う。

自分で言うのもなんだがスモールタイプのペンダントとピアスはかなり良いサイズ感になったんじゃないかな。

早くお披露目できるように作業を進めたいと思います。。。
良い物を作るのはプロならば当たり前、大切なのはその物の良さをどうやって発信してユーザーに伝えるか。

先日から紹介している新作のスカルリングの商品撮影を自力で進めていたのだが、どう足掻いてみても良い写真が撮れそうになかった。

そこで今回は着用写真の撮影をいつもお願いしている白昼夢解放軍のカメラマン八清流さんに商品撮影をお願いすることにした。

その道のスペシャリストでさえ角度を少し変えるだけで大きく表情が変わるアクセサリーの場合は光の当て方や映り込ます色などを細かく調整しながらベストな設定を探し出す必要があることが判った。



この写真は今の自分の力では絶対に撮ることができない、今回の撮影に立ち会えたのは凄く大きな経験となった。

高いレベルの撮影技術はwebサイトやSNSが情報発信の主流となっている今の時代を生き抜く為の必須スキルだから。
以前から手掛けていた新作のシルエットスカルリングのサンプルが完成。


ラージタイプ


スモールタイプ

ラージ、スモールの2パターンで、鏡面仕上げ、アンティーク仕上げ、ブラックコーティングの3カラー展開。

本当は通常のシルバー色である鏡面仕上げのみを定番化しようと思っていたのだが、サンプル作ってみたらそれぞれに異なる良さがあるって気づいたんですよね。。。

サイズ感もカラーリングも好みは人それぞれってことで、少し選択肢が多い気もするけど全ての組み合わせを定番化したいと思います。

ちなみに自分的にはスモールサイズのアンティーク仕上げがお気に入り!



ピンキーリングとして使用してもらうといい感じ♪

撮影がまだ終了していないので販売開始は今月末くらいからかな。

各サンプル品は店頭にあるのでArk secret base OSAKAまで足を運べる方はお店で問い合わせしてみてください(^^)/
いまは装飾の少ないシンプルなデザインの腕回り品を探している方が多いですね。

ウチのブランドだと腕回り品はストーンブレスレットが中心になっててシルバー素材の物がかなり少ないから、もう少しバリエーションを増やそうかなとか思ってみたりしてる。


birth blegle/ Ark silver accessories
http://www.ark-silver.com/product/134

現行のアイテムで人気があるのはこのバングル。

かなり初期に作ったバングルですが個人的にも今のトレンドとマッチしているんじゃないかと思ってます。
自分の思い描いている世界観とユーザーが感じているブランドイメージにはどれくらいのギャップが生じているのかが知りたい。

とはいえ数字で答え合わせできる様な検証方法はないので、トライアルとしていろいろと実験的な製作や販売をしてみようと思ってます。

夏場になると問い合わせの多くなるターコイズ

これってネイティヴジュエリーからの流れとかだと思うけど・・・実は冬真っ只中の12月が誕生石だったりする。



pebbles stone bracelet / Ark silver accessories
(左)ラピスラズリ
http://www.ark-silver.com/product/343
(右)ターコイズ
http://www.ark-silver.com/product/342

写真はさざれ石のターコイズとラピスラズリを使用したブレスレット

個人的には石の季節感とかじゃなく、肌の露出が増える夏場だからこそオススメです。
時代の流れについていけず辞めるモノもあれば、役目を果たして眠らせていたモノを復帰させることもある。

中島みゆきも歌ってますが「時代は廻る」ということですね。